黄金比のデザイン活用

あらゆるデザインの中で「なんとなく整って見える」レイアウトには理由があります。
その1つが黄金比です。
黄金比は古代建築や芸術、ロゴ、Webデザインまで広く使われている比率で、
活用することで心地よく整ったレイアウトを実現することができます。

黄金比とは何か?

黄金比とは、1:1.1618 の比率です。
この比率は

・人間が安定や調和を感じやすい
・自然界にも多く存在している
・美術・建築の分野で古くから使われている

といった要素で、心地よさを感じやすいと考えられています。

黄金比のデザインへの活用方法

1. タイポグラフィ設計に使う

見出しや本文に使うフォントサイズを、黄金比を使って決定する。
16px, 26px, 42px, 68px…というように、基準サイズに1.618をかけた関係のフォントサイズを使用することで、
適度にメリハリのあるタイポグラフィ設計ができます。

2. レイアウト比率に使う

コンテンツを配置するエリアと左右の余白の関係に黄金比を使うなど。
※例えば全体の横幅が1440pxであれば、コンテンツエリアが890px、左右の余白275px(コンテンツエリア:全体 = 1:1.618)
適度な余白が確保され、見やすい画面になります。

3. ロゴデザインに使う

appleやNIKEなど、ロゴデザインをする上で黄金比を活用しているとされるブランドは多いです。
オブジェクト全体の形やオブジェクトとテキストの関係値として、黄金比を使うと安定感のあるロゴデザインができます。

黄金比を活用する際の注意点

上記で紹介したように、黄金比は良いデザインを作るために活用すべき重要なツールです。
ただし、黄金比は「絶対」ではありません。
使用する場面や目的によって、視覚で調整することでより良いデザインに昇華されます。

よって実務で黄金比を使う場合は、まずレイアウトやデザイン設計の基準として使用した後、
最終的には調整して仕上げることが必要です。

黄金比に頼り切るのではなく活用することで、ユーザーが心地よく利用できるデザインを制作しましょう。