アイデアを閃かせる2
デザインアイデアが浮かんでこないという状況は、マンネリ化していない、新しい取り組みの際に発生することが多い気がするので、まんざらでもない、むしろ実は喜ぶべき状況なんじゃないかとも考えているのですが、いかがでしょうか。前回の記事では、どういう状態でアイデア出しに臨むとアイデアが浮かびやすいかということを書きましたが、集中して仕事をしていると、なかなかDMN(デフォルトモードネットワーク)の状態に入れるのは、難しいかもしれないと思ったりもしています。なぜかというと集中している時に自分が集中しすぎているということを認知するのは意外と難しいと思えるからです。今回の紹介させていただく方法は、誰でも簡単に実践可能なアイデアだしの方法です。
ディスプレイ < 紙
デザインのアイデアが浮かんでこないときに、PCを立ち上げて、ディスプレイ上のソフトを操作しながら、あれやこれやとやっていませんでしょうか?実は、これはあまり良いやり方ではなく、紙に雑に手書きで描いてみるほうが良いようです。ディスプレイ上に描くと無意識のうちに描いているものをキレイに仕上げようとしてしまい、そこに集中力がもっていかれてしまってアイデアが浮かび難くなってしまうというメカニズムなのだそうです。ディスプレイ上に表現しているものは、誰かに見られるという意識も働くのでしょう。一方で紙に描く場合、そもそも直線を一本引くだけでもディスプレイ上の直線のようにきれいな直線をひくことすら困難です。また手元で手書きにをしている場合、誰かに見せるということも意識せす、綺麗に描くことよりもアイデアそのものを出すほうに集中できるのだそうです。
ボールペン < 鉛筆
では何で描くのがよいのかというと新しいアイデアを出すという過程では、手軽に消すことができる鉛筆のほうが向いているようです。理由は消せるからなのだそうで、無意識のうちに働いてしまう緊張が解きほぐされることと、まずは雑に描く、消す、または捨てるという行為が、新しいデザインアイデアをだすときの思考と相性がよいのだそうです。一方、ボールペンの場合、丁寧に描くようになるため、後から参照するようなモノにまとめる作業の場合は、鉛筆よりもボールペンに分があるようです。
紙 < ホワイトボード
ホワイトボードに描きながら考えると不思議と考えがまとまっていったり、新しいアイデアが浮かんできやすいといった経験があるのではないでしょうか?これも消しやすいということで脳が開放的になることが原因のようで、アイデアを発散させて真新しいアイデアを生み出すにはには、ホワイトボード、緻密にじっくり考えるには紙のほうが向いているとのことでした。これは経験的とも合致します。アイデアが浮かんでこなくて困ったなという場合、紙に手書きかホワイトボードでやってみるのがおすすめです。
立って考えるか座って考えるか?
ホワイトボードに何かを描く際に立って描くかと思いますが、立っている方が雑多に新しいアイデアを出しやすく、座っている場合はアイデアを深めて育てたり検証したりするのに向いているようです。最初の一筆がでてこないないときは立ってホワイトボードに雑多に描いてみる。そこでアイデアのヒントを掴んだら座ってじっくり考えてみる。最後にPCで綺麗に描く。そんな面倒くさい工程を踏んでいられないと思われるかもしれませんが、じっとPCに向かいつづけて良いアイデアをアウトプットできないのであれば、生産性は、このような手書きのプロセスを踏んだ方があがるのではないかと思う次第です。
以上ご参考まで