デザインの4原則+マイクロインタラクション
Webサイトのデザインの4原則は、「近接」、「整列」、「対比」、「反復」であり、これら4つを原則として守りましょう!という話はコチラの記事で触れさせていただきましたが、Webサイトをデザインする際に、何か、もうひとつ常に気をつけたい点があるとすれば何かと考えると、マイクロインタラクションではないかと考えています。
Webデザイナーであれば、マイクロインタラクションが何かをご存知の方も多いかと思いますが、簡単な例をあげるとユーザがボタンを押したときに、押したことが判るように設定されるちょっとしたアニメーション効果やボタンを押したあとデータが読み込まれている間に表示される「Loading・・・」などと表示される視覚的な効果のことです。つまり、マイクロ インタラクションの「インタラクション」は、ユーザ間のインタラクションではなく、ユーザのアクションに対してシステムの反応を示すインタラクションとなります。
Webデザインを確認する際、静止画の状態でデザイン確認することがほとんどかと思います。納期が短いときなど特にですが、マイクロインタラクションについて検討したり、確認したりすることをうっかり忘れてしまったりすることもあるのではないでしょうか。マイクロインタラクションを設定していないサイトのユーザビリティテストを行うとボタンを連打されたり、一瞬、ハングしたのかと勘違いされてしまうなど、ネガティブなユーザ体験につながってしまったという経験が多少なりともあるのではないかと思います。「神は細部に宿る」の言葉通り、この細かなインタラクションにWebデザイナーのセンスやレベルが、現れてしまうポイントにもなるとも思うので、自戒の意味も含めて忘れず丁寧なデザインを心がけたいと思います。
以上、ご参考まで。