ソフトボード
こんにちは!「ところで明日は波あるのかな?」と仕事中もこっそり波情報サイトをこの歳になってもチェックしている代表の舟久保です。

サーフィンは、波に乗っているだけで十分気持ちいいんですが、ショートボードでもロングボードでもワザを仕掛けられるボードを持って海に入ると、上手くもないのに欲張って技をかましたくなるんですよね。ワザっぽいのがキマると、それはそれで嬉しいし気持ち良さもアップするんですが。
でも、波のコンディションが悪いときは、自分の腕では何もできずに終わってしまうことも多々あり、なんとなく後味が悪いかったりすることも実は結構あるんです。
そんなコンディションのときに活躍しているのが、自分の場合、ここ数年はソフトボードです。コストコで1万円くらいで買えるやつですね。
なぜ活躍しているかを考えると、多くを望まないからなんじゃないかと考えています。ソフトボードは、普通のボードよりも分厚く、また柔らかくてしなり過ぎてしまうので、技をかけるのがとても難しいので、僕のレベルだと最初から技を決めてやろうという気にすらならないんです。そうなるとシンプルに波を捕まえて岸の近くまで乗りつなげれば十分というスタンスで海にはいることができるので、結果的に「よし!十分満足した!」となることが多いのです。
ふと思うと、この辺りは、仕事も少し似ているかなと思います。つまり、何を目指しているかによって自分の今いるポジションが、十分に満足のいくポジションなのか、不満だらけのポジションなのか、自己評価もかなり変わってしまうんじゃないかなと思います。
この技をキメたる!と固執してしまうと楽しめるものも楽しめなくなることがある一方で、キメるにはどうしたらよいか一生懸命考えるので、成長にはつながるといった一面もあるので、バランスの取り方が難しいところだねと思います。そう考えると、クライアントやユーザに満足してもらうことが目的である仕事では、やり抜くぞという「固執」が基本スタンスになり、楽しむことが目的である趣味の世界では、「柔軟や譲歩」が自分の場合は基本スタンスになるのかなと書きながら思った次第です。
ではでは!