Stripeを活用してWebサービスにオンライン決済を導入する


最近、弊社のプロジェクトで月額課金を実装しました。
今回はStripeを活用してWebサービスにオンライン決済を導入する流れを紹介します。

Stripeとは?


Stripe(ストライプ)は、オンライン決済を簡単に導入できるプラットフォームです。
クレジットカード、デビットカードによるカード決済や、Apple Pay、Google Payなどのウォレット支払い、コンビニ決済などを受け付けることができます。
Stripeは、支払いの受け取りや管理、定期的な支払いの設定など、幅広い決済関連の機能を提供しています。

Stripeの特徴とメリット


簡単な導入:

StripeはAPIを使用して通信を行うため比較的簡単に導入できます。
カード情報の取り扱いや支払いの管理はStripe側に任せることができるのでその点も安心です。

セキュリティ:

StripeはPCI DSS(Payment Card Industry Data Security Standard)に準拠しており、クレジットカード情報のセキュリティを確保しています。
https://stripe.com/jp/guides/pci-compliance

柔軟な支払いオプション:

単発の決済はもちろん、定期的な支払いや従量課金など、さまざまな支払いオプションを提供しています。
多様な決済オプション:

Stripeはクレジットカードやデビットカードだけでなく、Apple PayやGoogle Pay、その他の決済オプションもサポートしています。

Stripeの使い方


以下に簡単なStripeの使い方をステップバイステップで紹介します。

①アカウントの作成:
Stripeのウェブサイト(https://dashboard.stripe.com/register)にアクセスしてアカウントを作成します。

②APIキーの取得:
Stripeの管理画面からAPIキーを取得します。

③Stripeの組み込み:
ウェブサイトやアプリケーションにStripeを組み込みます。
Stripeが様々なプログラミング言語でサンプルコードやドキュメント提供しているので、まずはそれを参考に組み込みます。(https://docs.stripe.com/development)

④支払いフォームの作成:
Stripeの支払いフォームを作成し、必要な情報を収集します。StripeのSDKでフォームも提供しているためWebサイトにタグを埋め込むだけで作成も可能です。
(https://docs.stripe.com/connect/creating-a-payments-page?platform=web&ui=embedded-form)

⑤支払いの処理:
支払いが成功したかどうかを確認し、必要に応じて処理を行います。

⑤支払い処理のテスト:
Stripeが豊富なパターンのテストケースやテストカードを用意してくれているので、それを参考にサービスの決済テストを行います
(https://docs.stripe.com/testing?locale=ja-JP)

Stripeの料金体系


Stripeの料金体系はシンプルで明確です。
基本的な手数料は、成功した取引ごとに3.6%の手数料(2024年4月現在)が発生し、その他の費用はほとんどありません。
(取引額が多い場合や特殊なビジネス方法の場合など、手数料をStripeに相談することも可能です)
https://stripe.com/jp/pricing

まとめ


Stripeはオンライン決済を簡単に導入できるプラットフォームで、その簡単な導入と豊富な機能から多くの企業や開発者に利用されています。
セキュリティや料金体系もしっかりしており、安心して利用することができます。


弊社では商品購入や定額課金、ポイント購入によるサービス提供など、オンライン決済を利用したサービスの開発も承っておりますのでご相談ください。