モデルの変更による広告効果改善例

広告効果が、モデルの変更によって大きく伸びた例を紹介させていただきます。

Instagram広告

弊社のBtoC課金通話プラットフォーム「Port」は、主に新規顧客獲得のための取り組みの1つとして、Instagram広告を活用しています。

サービス自体がユニークなものであるため、以前からクリック単価、CV単価ともにそれほど悪くないという印象で広告を運用していたのですが、もっとクリック単価を下げるにはどうしたらよいかというのは度々検討して、キャッチコピーの差替えなどを行ったりしていました。

ユーザのモデル採用での改善

PortのMeta広告クリエイティブ

以前は、プロのモデルさんの写真を用いた広告のクリエイティブを使っていたのですが、変更を検討するなかで、実際のプラットフォームユーザをクリエイティブに採用すると効果がでやすいという話はなんとなく聞いたことがあったので、Portでもその手法を採用してみてはどうかという話になりました。

そこで、リアルなサービスの利用者を広告に採用したところ、ABテスト結果としては、クリック単価は3割ほど下がり、CV数も約2倍に伸びました。

また、Instagram広告は通常の投稿と同様に❤がつく仕組みなのですが、その❤の数は2024年3月7日現在で200件に到達しています。

❤の数が増えるほど、信頼度が高まり、CVに繋がる好循環が生まれているように感じています。

どうやってユーザにモデルになってもらうのか

では、どのようにしてユーザにモデルになってもらったかというと、直接のきっかけはユーザとの交流会です。

サービス改善のための意見を継続的に聞いていけるように、ユーザとの接点作りに力を入れており、その延長線上で来社していただいてお話を伺った際に打診してみました。(半分ダメ元です)

ユーザと接触する勇気

広告のモデルになってほしいと伝えるのは、相手からするとそんな依頼がくるとは思ってもいないと思うので、勇気が要ります。

そういった一歩踏み込んだ依頼をする際、ポイントになるのは、さらっと軽く打診してみるというスタンスだと思います。

しかし、そもそもアクティブなユーザがほとんどいないような初期段階ではこの方法は実現しにくいため、その段階では、まず認知拡大目的の広告でユーザを根付かせ、サービスに関するニーズを拾い上げる過程でリレーションを作り、広告に協力していただける方を見つけて打診する必要があるかと思います。

ちょっとびっくりした展開も

今回、実際のユーザを広告のクリエイティブに使わせていただいたのですが、その方を知っている方から「あの広告を見たのですが~」と問い合わせが入り、そのまま新規ユーザになってくれるケースも何度かありました。

これはモデルの知名度に左右されるとは思いますが、少なくともサービスと全く無関係のモデルを採用していると絶対にあり得なかった展開だと思います。

さいごに

BtoCの自社サービスの広告の効果を改善したい場合、実際のユーザをモデルとして採用することで風向きが変わるきっかけになるかもしれません。

「広告について相談したい」という方は、お気軽にお問い合わせください。

ご連絡をお待ちしております。